トゥカンがモチーフの、エナメルガラスとシルバー925のピアスですスペイン統治時代に伝わった彫金技術に加え、職人により研究されたエナメルガラスのグラデーションが美しく、写真3枚目にもわかる様に暗く角度があった場合でも光を集め反射する、特殊な加工技術を用いられていますこのグラデーションと輝きは、まるでハチドリやモルフォ蝶の美しい羽の色を閉じ込めたようですトゥカンはオリエンテ(アマゾン)地方では有名な鳥で、日本ではオニオオハシと言われるキツツキの仲間です飛ぶ姿からは現地では空飛ぶバナナ、色の美しさからはアマゾンの宝石と呼ばれています◆【サイズ・素材】・サイズ：モチーフ部 縦20mm、横12mm(明確に縦横はありませんが目安として)・素材：シルバー925、エナメルガラス◆【作品の生まれた土地 -コロニアル様式の残る世界遺産の街クエンカ-】スペイン占領時代、エクアドル周辺で統治の中心地の一つとなった街クエンカコロニアル様式と呼ばれる当時の建築様式が街中心の大部分を占めており、保存状態も良いということで町全体がユネスコ世界遺産として登録されていますアンデス山脈周辺のシエラ地方らしく、スペイン系の混血メスティソだけでなく、民族衣装を着て生活している山岳先住民族インディヘナも暮らしており街を歩くとタイムスリップしたかの様な錯覚さえ覚えますこの町で建築物の他にスペイン軍がもたらしたものがあります「彫金技術」ですスペイン軍の南米占領の目的の一つであった金銀の加工技術であり、当時の流れを汲む銀細工がこの街には残っていますさらにクエンカはエクアドルの中でも、上品でセンスの良いものが多い街でもありますというのも欧米からの移住者や、芸術家の集まる街なので、伝統芸術も刺激を受けているのでしょうまたアンデス山脈に属するエクアドルには豊富な銀鉱脈があり、実は2019年には世界で一番大きい銀塊が見つかったと報じられていますそんなスペインからエクアドルに渡った彫金技術クエンカという土地で花開いた加工技術そしてアンデスに未だ息づく銀鉱脈から採れたシルバーこれら3つを受け継ぐクエンカ近郊の職人がこのピアスを作りました◆【作品の技術や工程 -グラデーションと光を集めるエナメルガラス-】銀の鋳造、造形を経て、先ずは銀だけの型枠のピアスを作ります一つ一つ職人の手により形作られ、修正されてようやく納得のいく形に仕上げられます型枠にエナメルガラスを流し込んで、銀とエナメル両方を磨き上げことで形になります光を集め独特な反射をする特殊な加工、グラデーションを作り出すため、途中で一手間も二手間も工程を加えています一般的なガラスのピアスでは反射しない様な角度や明るさでも独特な輝き方が見られます(もちろんあまり暗いと光は反射しませんが)◆【作品のアルテサーノ(職人)から一言】日本の皆さんこんにちは私はクエンカ近くのコミュニティの銀細工工房のオーナー兼職人のホセ・サンチェスです先祖から銀細工を受け継いできており、2年前にはクエンカの芸術祭でも出店しましたこのピアスで注目してもらいたいのはグラデーションの美しさと、輝きですもちろん形の可愛らしさも見て欲しいのですが 笑一般的な銀枠のガラスのジュエリーは各枠に1色ずつ、それものっぺりと均等な色で入っていることが多いですだけど私のこだわりは、この美しいグラデーションや色と光の揺れを出すことそのために手間は惜しみませんそして型作りから最後の研磨まで全て手作業で行っているのも私の誇りです◆【ご購入の際の注意点】※ご注文いただく前に以下の【ご購入の際の注意点】をお読みください商品の特性・使用・お手入れ・保管、オプション、ラッピング、発送等についても記載していますまたオプションやラッピングのイメージ写真もこちらにございます