昔憧れたアストロ15cm反射鏡筒搭載の赤道儀部です。譲り受けたものを極力現役復帰できるように、リストアー・メンテナンスしました。メンテナンスの内容は次の通りです。
①分解して赤経・赤緯軸のグリスアップ②各部のガタ取り作業③アリミゾを取り付けるアルミプレートの追加④赤経赤緯の丸レバーを、力の入りやすいクランプレバーに交換⑤シンクロナスモーターカバーの破損を修復⑥ポールマスターアダプター（1/4インチネジ取り付け）を取り付けられるように加工⑦脚先のボルトを変更⑧モーターギアのみ合わせ調整 （個人作業）
モーター周波数は東日本50HZですが、最近はポータブル電源の交流出力で60HZと50HZが自由に選択できます。恒星時運転をしながら、手動で赤経・赤緯の微動操作ができるこの時代ならでは機構になっています。ピラーには回転機構もあります。純正ウェイトはありませんが、ビクセンのものが使えます。
この赤道儀で撮った北アメリカ星雲の画像はSKY90（400ｍｍ）ノータッチ短時間露光で7枚ほどコンポジットしてあります。
1960年代モータードライブ付きの赤道儀はまだめずらしく、アストロのカタログを見ては憧れたものでした。画像の中の、鏡筒・ポールマスターアダプター・ウェイトは付属しません。ビクセン規格アリミゾ・微動ハンドル2本は付属します。
配送はゆうぱっく着払いでお願いします。